- プロジェクト概要
- 「吉川ナス発祥の地」「コウノトリが舞い降りるまち」として知られる吉川地区の魅力を発信するため、公民館に設置する看板のデザインを担当しました。
地域の象徴である 吉川ナスと コウノトリ
をモチーフに、それぞれのオリジナルマスコットキャラクターを新たに制作しています。
背景には、かつて地域を走っていた鯖浦線の跡地や、地元の山である三床山(みとこやま)を描き、地域の歴史や風景を感じられるような構成にしました。
さらに、キャラクター同士の関係性や、地域団体(吉川ファンクラブ・吉川ナスのPR団体)への応援の意図を込めて、それぞれに複数のポーズや表情を考案し、地域とのつながりを表現しています。
設置場所が未定の段階からのスタートだったため、現地調査を行いながらサイズ感や視認性を想定し、設置イメージを検討しました。
また、看板とは別に、青田が広がる吉川地区の自然風景を背景に使用したオリジナルファイルのデザインも追加制作しています。 - 制作範囲・期間
- 調査、企画2週間 /デザイン・修正3週間
- サイズ
- 看板:5m × 1.5m、ファイル:220mm×310mm
- ターゲット
- 公民館の利用者(地域住民全体)
- 取り組んだこと
- 看板デザイン(構成・背景・文字設計・鯖浦線跡地や三床山など、地域モチーフの描写)
- マスコットキャラクターの新規制作(コウノトリ/吉川ナス)
- 複数のポーズ追加・関係性の設定
- 追加ファイルデザイン制作
- デザインの工夫
配慮した点 - 今回の看板に登場するマスコットキャラクター(コウノトリ・吉川ナス)は、いずれもオリジナルデザインとして制作しました。
隣市にもコウノトリをモチーフにしたキャラクターが存在するため、フォルムや印象が被らないように注意し、リアルな鳥の特徴を取り入れつつ、親しみやすさのある造形に仕上げました。 -
キャラクターに愛着を持ってもらえるよう、複数のポーズや表情バリエーションを制作し、それぞれに異なるシチュエーションや関係性を持たせました。
吉川ナス・コウノトリそれぞれのPR団体を応援するポーズも取り入れ、地域活動でも使えるように作っています。 - ナスの丸いフォルムやコウノトリの足環・目元など、特徴が自然と伝わるようにパーツごとのディテールにも配慮しました。
- 今回の看板に登場するマスコットキャラクター(コウノトリ・吉川ナス)は、いずれもオリジナルデザインとして制作しました。
- 使用ツール
- Illustrator